富山で創業50年。サスティナブルペーパーで持続可能な社会を。
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SustainablePaper

 サスティナブルペーパーとは?
サスティナブルペーパーとは?

環境を守ることは
私たちを守ること

サスティナブルペーパーをご存知でしょうか?
サスティナブルとは、「維持できる」という意味があります。「自然環境・人類社会が維持可能な発展」という意味で使用されており、環境保護意識の向上とともに、SDGsと併せて世界的に注目が高まっている言葉です。
転じてサスティナブルペーパーとは、環境に配慮した素材で製造された紙を意味します。私たちは、サスティナブルペーパーを製造・使用をすることで、SDGsに貢献することができるのです。

未来のために、私たちがやるべきこと

未来のために、
私たちがやるべきこと

従来の原料とは異なる素材を使用して製造されたサスティナブルペーパーを選択することで、石油使用量や二酸化炭素排出の削減、再生可能な植物資源の有効利用、リサイクル推進や生分解性素材の利用促進等、地球環境の貢献に繋がります。

limex limex
新素材

LIMEX(ライメックス)は、日本で開発された、紙・プラスチックの代替となる新素材です。 LIMEXの原料である石灰石は埋蔵量も多く、日本でも100%自給自足できる資源です。 「LIMEXってなんですか?」と聞かれた時、この究極の価値を、一言でどのように表現できるか。 水や木をほぼ使わない。石油使用量を削減できる。高効率なリサイクルが可能。耐水性・耐久性がある。 工場の場所を選ばない。石灰石は世界中に豊富に存在する資源。地産地消が可能。 「これら全ての価値を持っている究極の新素材」です。 LIMEXは日本発の新素材として、世界資源に石による革命を起こすと期待されています。

  • 辿りついた軽さ
    辿りついた軽さ
    新しい製造技術を開発することにより、従来のストーンペーパーより大幅に軽く、品質も高く、しかも安くつくることができます。
  • 高い耐水性
    高い耐水性
    非常に高い耐水性の為、浴室や水回り、屋外や水中で利用でき、さらに水中での筆記も可能です。
  • 高効率なリサイクル
    高効率なリサイクル
    LIMEXは原料が石だから、経年変化にも強く、高効率なリサイクルができる画期的な新素材です。

石灰石から生まれた紙・
プラスチックの代替となる新素材

これまで日本の産業界は、エネルギー源の大半が石油に支えられてきました。
LIMEXは石油由来のプラスチックを石灰石由来に代えていくことにより、石油に依存しない持続可能な生産モデルを推進していきます。

人口増加にともなう水の使用量の増加は、世界の水不足を深刻化させていきます。紙を約1tつくるために、50t以上もの水を利用します。
世界の紙の5%がLIMEX由来に置き換わるだけで、2.2億人分の年間最低生活必要水量を確保でき、世界の水資源の問題に貢献できます。

製紙には大量の水が必要になるため、製紙工場はたいてい水の豊富な沿岸部に建設されます。LIMEXの紙代替製品であれば、水資源が少なく、紙を輸入に頼っている国でも工場をつくることができるからです。

私たちが住む日本において紙の原料の木材はほとんど輸入に頼っています。
そして地球上では10分間におよそ野球場と同じ広さの森林が伐採され続けていると言われています。
石灰石を使うLIMEXの利用を広げることで、貴重な森林資源の保護を推進していきます。

新しいビジネスインフラとして「メイド・イン・ジャパン」の地産地消型の製造・消費・リサイクルモデルを輸出していきます。

roughbagasse roughbagasse

ラフバガスとは、サトウキビの搾汁後に出る「茎」や「葉」などの『搾りかす』を原料にしたペーパーです。
その搾りかすを「紙原料」として使用することで、紙の原料である木材の使用量を減らし、森林を保護へと繋げることができます。
ラフバガスをより多く生産することで、立木伐採を抑制し、CO2削減に繋がります。
海洋汚染の主な原因であるプラスチックから、紙へと代替が進んでいます。
バガスペーパーを利用することで、環境保護を実現し、問題を解決することが出来ます。

人にも環境にも優しい『バガス』
新たなSDGsの取り組み

新素材

世界で多く生産されるサトウキビ。
生産されたサトウキビのおよそ10%が「バガス」と言われています。
バガスは砂糖を作るために出る「搾りかす」であり、毎年一定量生産されるため素材としては安定して供給できます。
バガスを紙の原料として利用することにより木材の使用量を減らすことができます。

近年、食品容器としてバガスが注目され、バガス容器は幅広く使用されています。
いち早くバガス容器に切り替えることで、企業のイメージアップが期待できます。
『バガス』は100%植物由来の原料で作られているため、生分解性があり土に還るので環境にも配慮しています。

バガスを燃やして機械の稼働エネルギーなどに利用しているので、「バイオマス燃料」としても活用されています。
本来、廃棄物として処理されるなので、『バガス』を利用することでゴミの量を減らしリサイクルに貢献します。

bamboo bamboo

竹紙とは、竹の表皮や竹の子の繊維を原料として作った紙です。
竹を半年から1年ほど水に漬けて発酵させ、取り出した後洗って煮たものから繊維を取り出し、水に放して紙に漉いて作られます。使う竹の種類や部位、製法により様々な風合いを楽しめます。
日本にも平安時代までに伝わり、和紙の一種として現代に至るまで作られている手法です。
竹の繊維は広葉樹よりも長く、針葉樹よりも短いために、“強くてしなやか”という特徴があります。
こうした特徴を活かしてつくられたのが竹紙です。
環境負荷の少ない無塩素漂白を最小限に行うことでナチュラルカラーに仕上げています。

山里に放置された竹林を活用した竹紙

新素材

かつて日本人にとって生活の一部だった竹は、日本各地で放置されています。
現在はプラスチック素材などに取って代わり、使われなくなってしまいました。そのために、竹林が里山に放置され、雑木林などを侵食して生態系に影響を及ぼしています。
“竹害(ちくがい)”などと呼ばれるようになり、竹林を間伐し、資源として活用することが求められています。
竹紙はノートやカレンダー、紙袋、フリーペーパーなどに使われています。
印刷の際は独特の風合いが美しく、文字や色がにじむこともありません。
紙自体にコシがあり、竹紙で作られたノートは書き味も抜群です。

日本の竹を紙にすることで、竹林整備で伐採された日本の竹が持続的かつ大量に活用され、森林や里山、生物多様性保全、さらには地域経済にも貢献しています。

banana banana

廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎。
その茎から取った「バナナ繊維」を原料としたバナナペーパーは、紙の主原料となる「木」に変わる新たな原料になります。そのバナナ繊維に古紙などを加えて出来た紙です。
茎と古紙のざらっとした繊維の質感があり、一枚一枚違うので、色々な表情があり、おしゃれさを引き立てます。
和紙のような風合いがあり、落ち着いた温かみがある色合いです。

人や環境へ配慮した素材

新素材

バナナは1本の茎から1度しか実が取れません。
次の新しい実をつけるためには、収穫時に古い茎まで切らなければなりません。
しかし、切った茎は1年以内に再生し、また新しいバナナが育ちます。そうした特性から、アフリカ・ザンビアの有機バナナ畑で通常なら捨てられてしまう茎を貴重な紙の原料として再利用。
今までは廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」をバナナペーパーの原料として使用しています。

通常の樹木が10年から30年で成長するのに対し、バナナの茎は1年以内に再生成長するため、自然のサイクルで無理なく持続的に原料を調達することができます。

世界では毎年、日本の国土面積の1/3ほどの森が失われています。
バナナペーパーの原料は、バナナの茎の繊維とリサイクルパルプ、または持続可能な森林からのパルプを使用しているため、森林の保護につながります。
森林は絶滅危惧種を含む野生動物の生息地であることから、野生動物の保護にもつながります。
バナナペーパーは環境を守るだけでなく、生産者の暮らしを支えるという点で注目されています。
主に社会貢献活動の一環として、メッセージカードやラッピング用品、名刺、賞状などに活用されています。

cotton cotton

東日本大震災の津波被害により稲作が困難になった農地で綿を栽培し、栽培された綿(コットン)の茎から採取した繊維と、森林認証パルプを原料にしています。 紙に綿花の茎が漉き込まれているので、一枚一枚の繊維の紋様が異なっており、味わいのある風合いで様々な表情が楽しめます。

東北コットンを使うことで
栽培する農家の支援につながる

新素材

津波による塩害が発生した2011年、塩に強いといわれる綿花を植え、農家さんをサポートしながらこれまでなかった綿畑を東北に作り出すこのプロジェクトで作られた製品は年々増え続け、現地農家さんの努力で2016年度は収穫量が1トンを越えました。 綿をつくることで、被災地と言われた土地に新たな産業を作り出しています。

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